スポーツ・文化的活動を通して地域で子どもを育てよう
2020/01/30
スポーツ・文化的活動は、本来、生涯学習という観点から、地域を主体として行われることが望ましいと考えます。
しかし、現状は主に部活動によって行われています。そのため、当面は部活動の諸問題解消をはかるため、外部指導者や部活動指導員の配置などを含めたスポーツ・文化的活動のあり方を検討していきます。また、総合型地域スポーツクラブをはじめとした社会教育活動の充実を求めていきます。
子どもたちの願い
外部指導者・部活動指導員について
2016年度まで、文部科学省の委託事業として外部指導者の派遣を行っていた「運動部活動指導の工夫・改善支援事業」が廃止となりました。そのため、市町村の予算で外部指導者を派遣しているのが現状です。一方、2017年3月に「部活動指導員」が制度化されました。部活動指導員は、単独での指導や大会の引率等を行うことができ、子どもの技術向上も期待されています。愛教組は、外部指導者や部活動指導員の配置拡大について、必要な条件整備をすすめるよう求めていきます。
総合型地域スポーツクラブについて
- 身近な施設を拠点に、地域住民が主体的に運営します。
- 複数の種目があり、年齢、興味・関心、技術レベルに応じて参加できます。
- ボランティア指導者から専門の指導者まで、子どもから高齢者までのさまざまな世代の会員のニーズに対応します。
- 活動を通して世代間交流や友だちのネットワークが広がり、地域の教育力向上につながります。
総合型地域スポーツクラブは、2020年1月現在、愛知県では、54市町村中51市町村で137のスポーツクラブが活動しています。
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