. 更新情報

子どもたちのための教育改革を

2023/06/10

 愛教組は、これまでも子どもたちの健やかな成長をめざし、夢と希望あふれる教育の創造にむけて教育改革運動を推進してきました。各学校では、人・自然・文化などとのかかわりを通して、さまざまな事柄に関心をもち、意欲的に課題解決しようとする子どもたちの姿がみられるなど、学校現場における教育実践の成果があげられています。また、教育研究愛知県集会や各地区における教育対話集会、教育実態総合調査などの取り組みを展開し、さまざまな教育課題やその解決にむけた手だてなどについて保護者・県民との対話や共通理解につとめてきました。また、豊かな教育を創造する県民会議とも連携して、啓発活動を強化してきました。
 こうした取り組みの経過をふまえ、2023年度の教育改革運動についても、これまで通り「子どもたちの健やかな成長をめざす取り組み」を中心にすえ、夢と希望あふれる教育の創造にむけて、保護者・県民・教育関係者とともに学校・家庭・地域との協働を見据え、それぞれの連携を引き続き強化し、地域ぐるみの教育改革をすすめていきます。
 そのために、以下の3点を教育改革運動の重点として掲げ、教育制度・教育内容の改革をはかる運動を強化していきます。

  1. 「生きる力」を育むゆとりとふれあいのある教育の推進をめざして
  2. ゆきとどいた教育の実現にむけた学校・地域の教育条件整備をめざして
  3. 子どもたちの希望を大切にし、学ぶ機会を保障する高校入試・高校教育改革をめざして

カテゴリー:更新情報, 子どもたちのための教育改革を, みんなで教育改革を    

子どもたちのための教育改革を - 1.「生きる力」を育むゆとりとふれあいのある教育の推進をめざして-

2023/06/10

 「生きる力」とは、基礎・基本の習得はもちろんのこと、今までに得た知識や経験をもとに、自ら課題を見つけ、判断し、行動する力、学ぶ意欲も含めた総合的な力です。
 「生きる力」を育むゆとりとふれあいのある教育を行うためには、学校・家庭・地域が今まで以上に強く手を携え、地域ぐるみの教育をすすめていく必要があります。

学校教育に望むこと

(2022年度 愛教組による保護者の意識調査より)

地域ぐるみで子どもたちを育てるために

  • 保護者・地域住民・教員が集まって、子どもの教育について話し合う場を設置してほしい
  • 保護者や地域住民が講師や学校行事の補助などで参加しやすくなるような体制づくりをしてほしい
  • 地域のスポーツクラブや文化的なクラブを充実させてほしい

(2022年度 愛教組による保護者の意識調査より) 

 「学ぶ喜び・わかる楽しさ」を保障する教育をめざして

  • 子どもたちの健やかな成長を願い、子どもたちを中心にすえた職場ぐるみの教育実践に取り組んでいます
  • 地域の方とのふれあいを深める活動や子どもたちの体験活動の充実をはかっています
  • 保護者などの参加も得て、教育研究愛知県集会を開催し、より開かれた教育研究活動の推進につとめています

 

 

  1. 「生きる力」を育むゆとりとふれあいのある教育の推進をめざして
  2. ゆきとどいた教育の実現にむけた学校・地域の教育条件整備をめざして
  3. 子どもたちの希望を大切にし、学ぶ機会を保障する高校入試・高校教育改革をめざして

カテゴリー:更新情報, 子どもたちのための教育改革を, みんなで教育改革を    

子どもたちのための教育改革を - 2.ゆきとどいた教育の実現にむけた学校・地域の教育条件整備をめざして -

2023/06/10

 愛知県では、国による小学校第1~4学年のほか、小学校第5学年、中学校第1学年において35人学級が実施されています。しかし、いじめや不登校、特別な支援や日本語教育を必要とする子どもたちへの対応など、学校現場には教育課題が山積しています。そのため、これまで以上に子どもたち一人ひとりにきめ細かな教育を行うことが大切であり、少人数学級の拡充や正規教員による定数増が必要不可欠です。
 すべての子どもたちにゆきとどいた教育を行うため、教育条件整備をいっそうすすめていく必要があります。

 

  (2022年度 愛教組による教員の意識調査より)         (2022年度 愛教組による保護者の意識調査より)

 

                                                   (2022年度 愛教組による保護者の意識調査より)

 

(2022年度 愛教組による教員の意識調査より)

 

  1. 「生きる力」を育むゆとりとふれあいのある教育の推進をめざして
  2. ゆきとどいた教育の実現にむけた学校・地域の教育条件整備をめざして
  3. 子どもたちの希望を大切にし、学ぶ機会を保障する高校入試・高校教育改革をめざして

 

カテゴリー:更新情報, 子どもたちのための教育改革を, みんなで教育改革を    

子どもたちのための教育改革を - 3.子どもたちの希望を大切にし、学ぶ機会を保障する高校入試・高校教育改革をめざして-

2023/06/10

 進学を希望するすべての子どもたちの願いをかなえるためには、今後も入試制度の改善をしていく必要があります。また、子どもたちの多様な希望や個性に応じた魅力ある高校教育の実現にむけた改革をすすめていく必要があります。

よりよい高校入試制度にむけて

 (2022年度 愛教組による保護者の意識調査より)

 

魅力ある高校教育の実現にむけて

                                           (2022年度 愛教組による保護者の意識調査より)

 

  1. 「生きる力」を育むゆとりとふれあいのある教育の推進をめざして
  2. ゆきとどいた教育の実現にむけた学校・地域の教育条件整備をめざして
  3. 子どもたちの希望を大切にし、学ぶ機会を保障する高校入試・高校教育改革をめざして

カテゴリー:更新情報, 子どもたちのための教育改革を, みんなで教育改革を    

スポーツ・文化的活動を通して地域で子どもを育てよう

2023/01/16

 スポーツ・文化的活動は、本来、生涯学習という観点から、地域を主体として行われることが望ましいと考えます。

 子どもたちのスポーツ・文化的な活動は、現状、主に学校における部活動によって行われています。そのため、当面は部活動の諸問題解消をはかるため、外部指導者や部活動指導員の配置などを含めたスポーツ・文化的活動のあり方を検討していきます。また、総合型地域スポーツクラブをはじめとした社会教育活動の充実を求めていきます。

 休日の部活動の地域移行については、国が2023年度から3年間を改革推進期間としました。しかし、指導者の確保をはじめ、総合型地域スポーツクラブの設置・拡充といった条件整備などの課題が山積しています。今後も、休日の部活動の地域移行を確実に行っていくため、教員・保護者・地域で検討する機関を充実させることなどが重要となります。

子どもたちの願い

外部指導者・部活動指導員について

 部活動指導員や外部指導者の確保は、部活動の地域移行において喫緊の課題です。

 部活動指導員は、外部指導者と異なり単独で部活動の指導や大会の引率が可能であることから、まずは部活動指導員の確保、続いて外部指導者の確保を求めています。部活動指導員等を確保することは、子どもたちにとって専門的な知識や技能を学ぶことができ、スポーツ・文化的活動により親しむことができると同時に、教員の負担軽減にもつながります。

 現在、部活動指導員は、国の事業を活用して配置、外部指導者は、市町村独自で配置されています。

 愛教組は、部活動指導員を継続的に配置するための予算確保を含めた部活動指導員等の配置拡大のための条件整備がより充実したものとなるよう、働きかけていきます。

                                              (2022愛教組青年部実態調査より)

総合型地域スポーツクラブについて

  •  身近な施設を拠点に、地域住民が主体的に運営します。
  •  複数の種目があり、年齢、興味・関心、技術レベルに応じて参加できます。
  •  ボランティア指導者から専門の指導者まで、子どもから高齢者までのさまざまな世代の会員のニーズに対応します。
  •  活動を通して世代間交流や友だちのネットワークが広がり、地域の教育力向上につながります。

    (2022愛教組青年部実態調査より)

 

 総合型地域スポーツクラブは、2022年12月現在、愛知県では、54市町村中52市町村で134のスポーツクラブが活動しています。

カテゴリー:更新情報, 子どもたちの健やかな成長を, スポーツ・文化的活動のあり方について    

このページの先頭へ↑